窓辺が怖いあなたに・・・

女性や高齢者の一人暮らしは特に!不審者の侵入には注意しましょう。平和ボケは禁物。油断してはいけません。お風呂の窓や、トイレの小窓は、換気のため開けておきたいものですが、不審者やのぞきマニアが狙っています。

直前までそんな気がないに通りすがりに、ムラムラスイッチが入ってしまう一般人の変態化にも注意が必要です。

シャワーしている時や、用を足しているその窓から誰かが見てたら!!ぞぞーーーっ。

強制わいせつを防御するためにも、窓の防犯対策は万全にしておきたいものです。

面格子には、侵入を防ぎつつ、目隠しもできる便利なタイプもあります。取り付けを検討している窓にどんなタイプや種類があるのか、予算・取り付け方法などがわかれば、面格子の調達・購入に役立ちます。

面格子ナビでは、窓の防犯対策の面格子・窓格子の選びに役立つ情報を発信しています。

空き巣や不審者は無防備な窓から侵入

窓がある部屋なら、天気のいい日には窓をあけて、室内の換気をしたり、風をよびこみたいものです。

夏なら網戸で虫よけして窓は開けておきたいのですが、寝るときは心配なので窓を締め切ってわざわざエアコンを入れるという方も多いと思います。出かける時も窓を開けっぱなしなら帰宅時に涼しくていいのですが、防犯を考えるとその都度全部の窓戸締りしなければなりません。

警視庁の情報によると、侵入窃盗の発生場所で最も多かったのが「住宅」で、全体の42.7パーセントを占めており、その60パーセントが戸締まりしていない窓や出入口から侵入されています。戸締りしていてもガラスを破っての侵入もあるので、これらの防犯対策として、窓に柵や格子を取り付け、侵入しにくくするための面格子が設置されるようになりました。

窓格子があると格子が邪魔になるのでガラスを破られにくいです。万一、面格子をはずされガラスも破れたとしても侵入に時間がかかるのは目に見えて明らかなので、侵入者から敬遠されるのです。防犯対策をしている家だと思わせる心理的効果もあります。

※画像出展:楽天市場

面格子があると脱出できない?

もともとが防犯の役割で作られた面格子ですが、火事や閉じ込め被害にあったら逆に不利になるのではという別の心配をされる方もいると思います。窓からの脱出が面格子のためにできないという事態もあるかもしれません。

実際、面格子の種類や強度はいろいろあり、犯罪者の侵入目的や緊急時の取り外しのしやすさは、取付方法にもよります。わかりやすくいえば、ネジで止まっているものはネジをはずせば外せます。こじあければとれるものもあります。ノコギリでカットするという場合もあるでしょう。

現状、普及しているのはアルミ製ですが、材質的には一番丈夫なわけではありません。ステンレスの方がもっと硬く、バールでまげたり、ノコギリで切ったりが難しいです。

災害時の取り外しを考慮すると、あえてはずしやすい取付方法の面格子を選ぶという選択肢もあります。

面格子の販売業者が、【防犯抑止力】を強調するのは、はずせるため完全な防犯ではないからです。はずされるけど、ないよりあったほうが、犯罪者に狙われにくい、【安心感を提供するもの】だと思います。

人目につきにくい窓が狙われやすい

  • 換気のため窓を開けておく場所
  • 通りに面していない窓
  • 油断しやすい二階や三階の窓

忍びこむところを目撃されにくい場所の窓は要注意です。面格子の設置を検討したい代表的な窓の具体例は次の通りです。

【お風呂・脱衣所の窓】
通りに面さず、換気のため窓を開けておくことが多い浴室の窓は狙われやすい場所です。目隠し効果を併用したタイプが便利。楽天でチェック→目隠し面格子

【トイレの窓
侵入できるサイズなら注意したいトイレの窓。浴室の窓と同様に、換気のため開いておくことが多い場所でもあります。規制サイズの面格子がない場合はオーダーサイズを選ぶとよいでしょう。 楽天でチェック→オーダーできる面格子

【キッチンの窓】
台所の窓も換気することが多い場所で、目立たない位置にあったり、小窓タイプから大きな引き違いタイプの窓までサイズのバリエーションもあります。目隠しや日除けのできる面格子もあります。

【2階の窓】
植木や雨樋、住宅の間をつたって登ることができるので2階や3階の窓も危険です。屋根から侵入しやすい場所は要注意。2階だからと油断して戸締りしていなかったり、窓を開けっ放しの場合も多いので注意が必要です。足場のない高所の窓への取り付けは、工務店など専門の業者に依頼するのがベストです。面格子によっては、取り付けが簡単な金具が使えるものがあり、窓の内側から作業できるので、DIYでも設置しやすいものもあります。

また、窓の外ではなく室内側に設置する室内用面格子もDIYで取り付けしやすいです。ペットや高齢者・幼児の転落予防としても設置する場合があります。楽天でチェック→室内面格子

【勝手口ドアのガラス部分】
勝手口や裏口は、人目につきにくいので狙われやすい場所です。
扉のガラスを壊して侵入するパターンが多いので、ガラス部分に面格子をつけて防御すると安心です。おしゃれな装飾性のある窓格子なら、見た目にこだわりつつ防犯性もアップできます。

【窓の高さは低いと狙われやすい】
テラスなどの掃き出し窓と呼ばれる出入りに便利な窓は侵入しやすいので注意が必要です。一方、外からよじ登りが必要な高い位置にある窓は比較的侵入しにくいといえますが、侵入者もプロだったりするので油断は禁物です。

よじ登り・塀の乗り越えを防止する→忍び返しと面格子は最強の抑止力

面格子の取り付けどうする?

面格子の種類によってはDIYで取り付けが可能なものがあります。また、LIXILなど大手のメーカー品の場合、取付け説明書などのマニュアルがわかりやすいので施工経験の浅い方には参考になると思います。

今の製品はなるべく工事の手間をかけずにできる仕様になってきています。

業者に任せた方がいい場合

  • 高所への設置など、作業が困難な場所
  • 強度を重視した外しにくい取付け方法の場合
  • DIYしたくない

DIYが好きな方でしたら自分で取り付ければ工事費用を節約でき作業も楽しんでやれるでしょう。

災害時の取り外しやすさも考慮すると、壁面にネジ等で止めするのではなく、窓のサッシ枠を利用し簡単に取り付けできる金具を使うタイプものがよいと思います。

※画像出展:楽天市場

こうしたブラケットは店によって取り扱いがなかったり、形が違う場合があります。もともと施工業者むけのプロ用の金具です。窓の外が狭く作業スペースがなかったり、高所で取り付けにくい場合も、こうした金物を利用すれば、室内側から工事ができるので便利です。

業者に取り付けを依頼せず、自分で設置したい場合は、面格子のデザインだけでなく、取り付け方法についても確認するとよいです。

面格子も販売店もピンキリ

無防備な家ほど狙われやすいのはいうまでもありません。この家は防犯対策しているから手強そう。不審者が侵入しにくい構造にすることが防犯に役立ちます。面格子には【防犯抑止力】と【無防備ではないという安心感】があるとおもいます。

面格子は取り付ける場所や目的によって意外と種類が豊富です。また、予算的な面もあると思うので、迷って迷宮から抜け出せない場合は、プロに相談し、はやくすっきり対策に着手するのが得策です。

防犯設備士とは、もともと警察などの要請で設けられたもので、現在は公益社団法人日本防犯設備協会が実施する、防犯設備士養成講習と資格認定試験に合格することでええられる資格になっています。

こうした防犯設備のプロのいるお店は、販売実績や相談案件が多くノウハウが蓄積しており、単に(その道の素人が)モノを流すだけのネットショップとはちがい頼りになります。メールではなく電話対応を主力としている店は、ユーザーにとっても思いついたことを気軽に相談できるので好評なようです。

また、DIYで簡単に取り付け可能な専用ブラケットを取り扱っているので、自分で設置してみたい方はチェックしておくといいです。